完全小型家電処分マニュアル

土曜日, 6月 05, 2021

使ってみた

t f B! P L

小型家電を捨てたくなることがあります。
自治体によるみたいですが、小型家電とは最大辺がおおむね30cm以下の家電を指します。

小型家電を処分するときにネックになるのが電池と内蔵バッテリーです。
燃えるゴミに捨てたバッテリーが爆発して、ごみ収集車やリサイクル工場が燃えた事件も起きており、めちゃめちゃ危険です。
そもそもバッテリーを燃えるゴミ捨てるとかクレイジーすぎます。

私は特に心配性ということもあり、安全第一で自分なりの方法をまとめました。
自治体によって微妙に違いもあるようなので(詳しくは後述)、最終的にはお住まいの自治体の情報を元に判断してください。

早見表

  1. 電池のない家電 ⇒ 小型家電回収ボックス
  2. バッテリー ⇒ 小型充電式電池回収BOX
  3. スマホ ⇒ 大手キャリアのショップ
  4. 乾電池・コイン電池 ⇒ 不燃ごみ
  5. ボタン電池 ⇒ ボタン電池回収缶
  6. 内蔵バッテリーの取り外せない小型家電 ⇒ 小型家電回収ボックスに入れたいが心配なので自治体にTEL

品目別捨て方

私は以下のように処理しています。

電池のない小型家電、電池を外せた小型家電

電源コードからの給電で動き、内蔵バッテリーがないタイプの古き良き小型家電。

もしくは、電池や内蔵バッテリーがふつうに(破壊や無理な分解をせずに)取り外せるタイプの小型家電。これは外せた時点で古き良きタイプと同じです。

小型家電を捨てるにあたって最大の懸案が内蔵バッテリーなので、その心配がないこの手の家電はすぱっと捨てられます。

以下のどちらかで処分できます。

  • 不燃ごみ
  • 自治体の設置する使用済み小型家電回収ボックス

小型家電のリサイクルは義務ではないので、ふつうに不燃ごみにも出せますが、回収日が少ない(月に2回とか)ので、いつでも出せる回収ボックスのほうが便利です。

また、データが残らないタイプの家電で、まだ正常動作するものであれば、フリマアプリで売ってしまってもよいと思います。

では、内蔵バッテリーが取り外せないタイプの小型家電はどうすればよいのか。
防水スマートフォンなどが当てはまります。

スマホの場合は、大手キャリアのショップに持っていく方法がおすすめです。

小型家電回収ボックスは国民生活に役立っているので神制度と言えますが、小型家電リサイクル法という法律を元に、各自治体で実施されているらしく、そのせいで自治体によって回収品目などの点で微妙に違いが出ているのかもしれません。

例えば、豊島区のサイトでは、回収品目にスマートフォンと書いてある一方

火災の原因となりますので電池などは取り外してから出して下さい

という文言があります。

https://www.city.toshima.lg.jp/150/kurashi/gomi/shigen/034106.html

真面目な私は「バッテリー取り外せない系のスマホはどうすればええねん!」と思ってしまいます(別に批判するわけではなく、多くの自治体のサイトに同じ文言があります)。

一方、横浜市のサイトには

電池内蔵製品につきましては、電池が取り外せない場合でも、小型家電としてお出しいただけます

と書かれていたり
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/gomi/shushu/denti.html

柏市のサイトには

小型家電の構造上、電池の取り外しが困難なものについては、無理に取り外さずに回収ボックスに投入して構いません

と書かれています。
https://faq2.city.kashiwa.lg.jp/faq/show/553

また、こちらの記事によると、

2013年4月に施行された小型家電リサイクル法ではそれぞれの自治体が対象とする小型家電を決めて、自主的に回収することが求められました。

https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/kisokouza/201603.html

とあるので、やはり自治体によって対応が異なると見て良いでしょう。

また

(リチウムイオン電池の) 取外しが困難な場合は無理に取り外そうとしないで下さい

とも書かれています。

自分の自治体に問い合わせるのが確実かもしれません。

取り外せた内蔵バッテリー、モバイルバッテリー

バッテリー類は

  • 小型充電式電池リサイクルBOX

を利用します。

「小型家電回収ボックス」と名前が似ていてややこしいですが、別物です。

懸案だったバッテリー類を処分できる神制度です。

こちらの寝屋川市のサイトには両回収ボックスの画像があり、わかりやすいです。

https://www.city.neyagawa.osaka.jp/organization_list/kankyo/kankou_soumu/gomigennryou/recycle/1513649700715.html

ここでいうバッテリーとは、リチウムイオン電池などの充電式電池のことで、乾電池やボタン電池は別の制度で処分します。
ただし、乾電池型でもエネループのような充電式電池は、この制度で処分可能です。

詳細は、小型充電式電池のリサイクル活動を行っている一般社団法人JBRCのホームページで確認できます。

https://www.jbrc.com/general/type/

重要なのは以下の3点。

  1. 取り外せた内蔵バッテリーはセロハンテープで絶縁する
  2. モバイルバッテリーは分解せずそのままでOK
  3. スマホなどの内蔵バッテリーは不可

スマホについては、公式サイトには「不可」的な書き方をされているのですが、協力企業の1つであるビックカメラのサイトでは、「携帯電話・スマートフォン」も回収品目例に含まれています。

https://www.biccamera.com/bc/c/super/after/kaitori/recycle-battery/

回収拠点によって品目や扱いに微妙に差があるのかもしれません。
私はスマホは別の方法で処分しているので、これ以上深く調査していませんが、JBRCのサイトに加えて、回収してもらう企業のページも確認すると良さそうです。
ビックカメラのように、小型充電式リサイクルBOXについてまとめたページがあると思います。

スマートフォン

スマートフォンは

  • 大手キャリアによる回収サービス

を利用します。

https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/ecology/resources/

なんとキャリア以外の端末(SIMフリースマホ)も回収してくれるとのこと。
普段格安SIMを使っている身としては、こういうときだけお世話になるのは何だか悪い気がしますが「餅は餅屋」的な点でいうと、大手キャリアにお願いするのが、安全性が高いように感じました。

特に注目したいのが、目の前でスマホパンチ・ケータイパンチによる破砕サービス。

スマホは他の家電と違って個人情報が心配です。
私は一応エンジニアなので、PCのハードディスクならshredコマンド等で削除可能ですが、スマホのストレージをshredする方法は知りません。

なので、できればスマホパンチしてもらいたいのですが、サイトによるとバッテリーが内蔵されているスマホはできないとのこと。
またバッテリー内蔵のせいですか!

昔のガラケーはバッテリーを外せるのが普通でしたが、最近の防水スマホは基本的に外せず、したがって目の前での破砕はできないので、ドコモさんを信用しましょう。

上記リンクはドコモですが、auやソフトバンクにも同様の制度があります。

他の処分方法は回収ボックスに放り込むだけですが、この方法のみショップの店員さんに対応いただくため、今だとコロナで店舗営業を縮小している中お手数をおかけするかもしれないという懸念点はあります。

その他一次電池

一次電池についてです。
一次電池というのは、使い切りタイプの古き良き電池です。

うちは、エアコンのリモコンなどにはエネループを使っていますが、腕時計でボタン電池を使っており、先日、ボタン電池回収缶のお世話になりました。

もちろん、どのタイプの電池でも捨てるときはセロハンでの絶縁が必須です。

一次電池については

  • アルカリ電池、マンガン電池などの乾電池と、コイン電池は、自治体の不燃ごみ
  • ボタン電池は、電池工業会のボタン電池回収缶

を利用します。

このうち、乾電池とコイン電池は、不燃ごみ等、自治体の一般ごみ回収サービスの範囲内で廃棄できます。

一方、ボタン電池は、一般ごみとしては廃棄できず、一般社団法人電池工業会が設置するボタン電池回収缶を利用します。
なぜかリンクを禁止する文言があったので、各自検索してください(笑)
近所のデパートやメガネ屋さん(補聴器)等で回収してくれます。

私の場合、まったく利用しないメガネ屋さんで捨てせてもらったため、そのためだけに入るのが少し申し訳ない気持ちでした(笑)

コイン電池とボタン電池を見分ける必要があります。
直径が小さく少し厚みがあるのがボタン電池
直径と厚みが一円玉くらいのほうがコイン電池です。

こちらの東京電気管理技術者協会のサイトに電池の種類と捨て方について詳しくまとめられています。

http://www.eme-tokyo.or.jp/consultation/faq/answer64.php

こなみかん

電池・バッテリーは身近で便利な一方、火災の危険性があるので、本当は結構気をつけないといけません。

種類によって捨てる窓口がバラバラではありますが、すべての電池に処分方法があるので安心しました。

防水スマートフォンがバッテリーを取り外せないのは、機能上仕方のないといえます。

他にバッテリー内蔵機器というと、デジカメ、ステック掃除機、WiMAXルータなどがありますが、いずれもバッテリー取り外し可能です。

一方、ざっと確認した範囲では、タブレット端末、iPod、Bluetoothイヤホン、Bluetoothキーボードなどはバッテリー取り外し不可でした。
これらは壊れていなければフリマアプリで処分可能そうですが、爆弾ゲームみたいになりますね(笑)

これから小型家電を購入する際に、内蔵バッテリーを取り外せるかも考慮するポイントになりそうです。

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