記事移行
まず、WordPress側の標準機能で記事をexportします。
これで「WordPress.YYYY-MM-DD.xml」というファイルがダウンロードされます。
次に以下のサイトを使います。
WordPressのexportファイルを、Bloggerでimportできる形式に変換してくれます。
このサイトはとても有能であり、記事の内容はほぼ問題なく移行できるのですが、いくつか細かい点でスムーズに行かない点もあります。
ちなみに、GAEで運用されてますね。
こういう神ツールを作りたいものです。
パーマリンク
結論からいうと、パーマリンク構造は保存されないようです。
ブロガーのリンク構造は以下です。
『ブログのURL/YYYY/MM/xxxxx』
xxxxxの部分が、ユーザーが自由に設定できるパーマリンクになります。
Bloggerのデフォルト機能で、自動的にパーマリンクが決定されます。
具体的には、『xxxxx』の部分が、記事タイトルから英数字を抜き出したものになります。
日本語のみの場合は、blog-post_1などの連番パーマリンクになります。
一方、カスタムパーマリンクという機能もあり、『xxxxx』の部分を自由に入力できます。
また、Bloggerでは、パーマリンクは一度記事を公開すると変更できない仕様なので、慎重に決める必要があります
また、「下書きに戻す」ボタンがあるので、下書きに戻せば再度編集可能です。
そして、WordPressからの移行時ですが、WordPress側でのパーマリンク構造は保存されず、デフォルト機能で自動的にパーマリンクが決まってしまいます。
Bloggerの記事インポート時の設定で
「設定」>「その他」>「コンテンツをインポート」
をクリックすると、インポート設定が出てきます。
そこに
『インポートしたすべての投稿とページの自動公開』
という項目があるので、これのチェックボックスを外しておきましょう。
こうしておくと、下書き状態のままになるので、スムーズにパーマリンクを修正できます。
私は記事が10記事程度だったので、手動で修正しました。
タイムスタンプ
投稿日時がすべて+9時間ずれていました。
これはBloggerとWordPressで、どっちかがJST、どっちかがUTCになってるパターン。
カテゴリー/タグ
Bloggerにはラベルという機能はあるものの、日本のブログサービスのようにカテゴリー/タグの細かい使い分けはありません。
WordPressからの移行の時は、カテゴリーもタグもラベルに変換されます(つまり、混ざってしまう)。
WordPressでは、カテゴリーは粒度大きめで、タグに細かい用語などぶち込んでたので、そのような使い分けができなくなってしまいます。
ラベルはどちらかというとタグに近いですが、カテゴリーのようにも使えます。
さすがにカテゴリーなしはいやなので、カテゴリーとして使っています。
私のようにタグを諦めることができる場合は、WordPress側でタグをあらかじめ削除してからエクスポートするのが一番楽だと思います。
今日のベストプラクティス
ぜんぜんベストプラクティスじゃない!
コードを載せる周りの話と、独自ドメイン周りの話がまだあるので、別記事で(こっちは少しは役に立つはず)。
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